課金の問題ってオタクにとってかなり大きいですよね。
現在私には某ソシャゲに二次元の推しがいるのですが、この子のいるガチャやイベントがあれば、毎度息を吸うように課金してしまいます。
課金したからといって必ず推しのカードをゲットできるわけではないのはわかっているものの、課金しないとガチャを回せないし、イベントも走れないし……と葛藤することはしばしば。
しかもバイトを始めたり社会人になったりして、自分である程度稼げるようになるとつい財布の紐はゆるくなり、いつの間にか課金額が想像以上に膨らんでいることもあるでしょう。
「課金していたらお金が足りなくなっちゃった!」「生活費まで削るのはまずいかも……」と思い、課金をやめようと模索したことはオタクなら誰しもあるはず。
でも大好きな推しのことを考えると、課金をやめたくないというのが本心ですよね😂
そこで今回は、課金をやめたいけど本当はやめたくない人に向けての解決策を紹介していきます!◎
目次
課金をやめたいならやるべきこと7選
課金をやめたいとき、きっと「引退」や「アンスト」といった選択肢が思い浮かぶと思います。
ですが、その前にいくつかやるべきことがあるんです!
大前提:課金をやめたくない、という気持ちを否定しない
まず、何よりも自分を追い詰めてはダメです!
「本当は課金をやめたくない」と思っている自分を認めてあげましょう。
決して「課金をやめられない自分って、ダメな人間だ……」と責めないでくださいね。
とにかく「できることを探す」のを模索してみるのが大切!
これが課金を無理なくやめるための第一歩です◎
①あらかじめ爆死仲間を探す
私はガチャを回すと決めた際、課金額に制限をかけるために、あらかじめSNS上で「爆死仲間」を探しています。
ちなみに「爆死」とは、ガチャやイベントでお金や労力を費やしたにも関わらず、お目当てのカードや報酬をゲットできないことをいいます!
これは「自分だけじゃない」ということを知っておくことで、実際に爆死したときに安心できるから!
「絶対出さないと……!」といった焦燥感を、多少なりとも抑えられるんです。
さらに課金欲のコントロールをするには、爆死ネタで愚痴を言い合い笑いに変えてしまうのも効果的ですよ◎
②据え置き型の家庭用ゲームも始める
いっそ、家庭用ゲームを始めるのも手です!
ソシャゲではないゲームにシフトしたり、分散させたりするのはアリ!
これまでやっていたソシャゲには必然的に時間が掛けられなくなり、結果的に課金を抑えられるんです。
さらに、家庭用ゲームなら買い切りなのでまず「課金」という選択肢が基本的にないので安心◎
一度ハードやソフトを購入するだけで、ずっと遊べます。
推しは1つのゲームや界隈に絞る必要はないんです……!
③今までの課金額を計算してみる
これまでのトータル課金額を、あなたはきちんと把握していますか……?
もししていないのであれば、すぐに今までの課金額を計算してみましょう!
リアルな数字を見ることは、現実と向き合うきっかけになります。
実際、私は「これだけのお金があったら、余裕で何回も旅行できたしブランド品も買えたんじゃ……?」と気づき血の気が引きました……。
だからおのずと「課金を減らそう……!」「もうやめよう!」と冷静になれるはずです。
ちなみに、私はいつも年末に一年間の課金額をまとめて計算しています……。これは本当にゾッとするのでぜひお試しあれ😂
④収入額を見直し、どのくらい課金に使えるか計算する
まずは、今の自分の収入額や生活費を見直してみましょう。
自分が課金に使えるお金の限度額をしっかり把握するのは、かなり大切です!
毎月のように赤字になっていたり、思いのほか家計を圧迫していたりしていることに気づけると思います。
スマホの家計簿アプリを使うと収支が一目瞭然なので、おすすめですよ~!
⑤課金に制限をかける
「それでも課金しちゃう……」という場合は、あらかじめ課金自体に制限をかけるのも手段のひとつ。
アプリ内課金を一切制限したり、月ごとに上限額を設定したりなど、制限をかけておくことで強制的に課金をやめることに繋がりますよ!
たとえ課金したくなったとしても、設定の変更や解除で手間と時間がかかるため、踏みとどまるきっかけにもなります◎
⑥クレカを紐づけず、現金制に変更
課金する際はクレジットカード支払いではなく「iTunesカード」や「Google Play ギフトカード」にしてみましょう。
クレジットカードをスマホに紐付ければ、購入ボタンをタップするだけで容易に課金できるので、とても便利ではありますが……。
どうしても大金を払っている感じがなく、つい何度も課金を繰り返してしまう……なんて経験、ありませんか?(私はめちゃくちゃあります……。笑)
しかしiTunesカードやGoogle Play ギフトカードなら、直接現金で購入するので「お金を払っている」という感覚を失わずに課金できます!
当然お財布の中の現金がしっかり減るので、自制がかけられますよ。
カードをコンビニへ買いに行く途中で、ふと冷静になれるときもありますね……!✊
⑦SNS断ち
課金をしたくなってしまうのならば、いっそ「SNS断ち」をするのもありです。
一見「①あらかじめ爆死仲間を探す」と相反する感じがしますが、ガチャやイベントの情報を追わないだけでも気持ちを離すことができます。
TL(タイムライン)のガチャ結果報告を見ているうちに、「自分も絶対手に入れたい!」「何で私は出ないの!?」と無性に羨ましくなったり、悔しくなったりしがちですよね。
アカウントをログアウトしたり、アプリごと削除したりしてSNS断ちをすることで、物理的にTLを見なければ外部からの刺激で自分の気持ちが揺れなくなるのです。
これが一番難しいかもしれませんが、課金も推し活も自分のペースを守るのはとても大事なこと!
公式の供給も辛いのなら、SNS断ちはすべきでしょう。
なぜ私たちは課金をやめられないのか
それでも課金をやめられないのは、やっぱり損をしたと思いたくないから。
課金額が莫大だと、「今までかけたお金が無駄になる!」と後悔しやすいのです。
これほどまでに課金してしまう原因は、大きく2つあります。
一つ目は「推しへの愛を証明したい」という欲求。
「推しの人気をアピールしなきゃ!」「同じカードを重ねて推しを最強にしたい!」など、「推しへの愛=課金額の大きさ」だと錯覚してしまうのです。
そして、二つ目は単純に「推しが増える」こと。
複数のソシャゲをプレイしていると、推しが増え、課金する機会も増え……と常に課金している状態が続き、課金額もどんどん膨らんでしまいます。
さらに、「ゲーム自体が好きだから……」「推しをもっと愛でたい!」など、「好き」の気持ちが強いことも「やめたくてもやめられない」ジレンマを加速させているのです。
課金をやめるなら「ソシャゲ引退」で全部解決……というのは、わかっているけれど……😢本当にハードモードですよね。
課金をやめられないとどうなるの?
「UFOキャッチャーで高額をつぎ込んだけど、景品をゲットできてないから今さらやめられない……」
そんな感覚のまま課金をずるずる続けてしまっているけれど、実際課金をやめられないとどうなるのでしょうか……?
貯金が底をつく
気づいたら20万、30万……と大金を使ってしまっているパターン。
ふと通帳残高を見てみたら、もう底をついているなんてことが起こりうるんです。
貯金がゼロになったことで「実はもう課金中毒だった」という事実を目の当たりにするわけです……!
気づいたら借金をしていた
次から次へと開催されるガチャやイベント、そのたびに課金が止まらない……。
気づけば貯金が底をつき、それでも課金をしたくて消費者金融に手を出した……という話も珍しくありません。
次第に返済が追いつかなくなり、借金を返すためにまた別の消費者金融で借りて……なんて負のサイクルに陥ってしまうこともあるようです。
実生活に支障をきたした
課金することに執着しすぎて、メンタル面に不調をきたしてしまうこともありえます。
そうなってしまえば当然、実生活にも影響が出てしまうでしょう。
「課金したのに、目当てのものが出ない……」「フォロワーは出しているのにどうして自分は出ないんだろう……」と思い悩んでしまった結果、仕事が手につかずミスをしてしまったり、やる気が出ず怒られてしまったり……。
今後の仕事や学業における評価に支障をきたしかねません。
課金するために食費を削りひもじい生活に……となれば、健康面にもよくありません……!
周りの人が離れていく
課金することが第一優先の生活をしていくうちに、友達や恋人、家族との関係が悪くなってしまうことも少なくないようです。
課金するお金を捻出するためにランチやデート、飲み会などを断りがちになると、結果として人付き合いが悪い印象になってしまいます。
また「ガチャで課金しないといけないから」と言い続けていると、周りからも「ああ、自分ではなくてゲームを優先する人なんだな」と認識されてしまいます。
気づいたら、誰からも遊びに誘われなくなっているなんてことも……!
課金の上限は収入の2割?
課金額の上限は「収入の2割」と考えた方がよいでしょう。
何故なら、私たちは収入の8割近くを生活費に使っているから!
1か月あたりの出費 | |
食費 | 35,563円 |
家賃 | 75,921円 |
光熱費 | 7,648円 |
洋服 | 5,338円 |
通信費 | 8,666円 |
交際費 | 6,406円 |
交通費 | 3,557円 |
保険 | 3,222円 |
美容院 | 4,708円 |
サブスク | 2,222円 |
奨学金 | 16,880円 |
合計 | 170,128円(年間2,041,536円) |
参照:政府統計「家計調査」1世帯あたり1か月の収入と支出
SMBC「20 代の金銭感覚についての意識調査 2021」
労働者福祉中央協議会「奨学金や教育負担に関するアンケート調査」
20代女性の平均年収は321万円。手取りにすると約256万円となります。
このうち8割は生活費に消えていくとすると、課金に使える上限は2割程度。
もし貯金もしていくのであれば、実質1割くらいに抑えなくてはいけないのが現実です!
課金がやめられないなら副業で取り返すのもあり
あらゆる手を尽くしても課金をやめられないなら、収入を増やすという選択肢もあり!
(実際、私もこのサイトでお小遣い稼ぎしているしね……👍笑)
最近だと昼間は普通にお仕事をしながら副業としてスキマ時間でWebライターとして記事を書いたり、イラストや写真を売ったり!
このようなクラウドソーシングは、今オタクからの注目度が高いんです!
……とはいえ、推し活の時間はちゃんと確保したいですよね(笑)
そんな方は「高収入バイト」を選ぶのがいいかもしれません!
このサイトのスポンサーさんとの対談でも、私自身「そういう選択肢はありだな〜!」と思いました😉
いろいろサイトを見てみたら、単発や短期でお仕事可能なものもあるみたいでした!
「今月ちょっと課金しすぎてピンチ……!」というときにサクッと効率よく稼げるのは、多方面で多忙なオタクとしてはかなりありがたいですよね……!
作業効率、オタク的には何より重視するポイントなので……(笑)
まとめ:課金は悪いことではない!収入に見合った課金をしよう
課金すること自体は、決して悪いことではありません!
後ろめたく思うことはないですし、無理してソシャゲを引退する必要もありません。
まずは自分の収支を見極めてから、どうすれば無理なく課金できるのかを踏まえた上で最善策を考えてみましょう!◎
それでも「課金をしてもっと推しを推したい!」という場合は、推し活の時間はマストで確保できる、効率の良い風俗バイトで副収入をゲットするのもありですよ♪
この記事を読んだ方の「課金×推し活」ライフが楽しいものになりますように……!😊
ブラックかもしれない広告代理店で働くデザイナーです。推しはインディーズバンド・アニメ・ゲームの中にいます。生き甲斐は推しの存在と残業終わりのラーメン!週末にライブやイベントがない時は基本インドア人間やってます。
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