先月の記事でも「課金」がテーマでしたが、ソシャゲに課金していく中で「廃課金」という言葉に出会ったことはありませんか？

実は、私さちのオタク友達が「廃課金なのかも…」と悩んでいたことがあるんです。

某ソシャゲにハマった当初は「課金してるけど、全然廃課金じゃないから！」と言っていました。

しかし、推しのガチャは出るまで回す、上位報酬のためにイベントを走る……と徐々にヒートアップ。

気づけば、クレジットカードの請求額が毎月とんでもないことになっていたそうです……！

やはり課金をするオタクにとって、自分が廃課金かどうかはスルーできない問題ですよね。

ということで、今回は廃課金になってしまう原因や、廃課金の末路について考えてみました。

廃課金になりやすい人の特徴もまとめましたので、気になる方は要チェックですよ◎

廃課金の意味とは？

廃課金とは「生活に支障が出るほどの大金を課金してしまう」こと。

主にソシャゲ界隈で使われるネットスラングなので、リアルではあまり聞き馴染みがないですよね。

ちなみに、廃課金とよくセットで耳にするのが「重課金」です。

「周りから見て明らかに課金しすぎている」ことを指しますが、生活には支障をきたさないレベルを言うようです。

廃課金っていくらから？

廃課金の定義は、「生活に支障が出るほどの大金を使う」「借金をしてまで課金をする」こととされています。

しかし、実際のところいったい月にどのくらい使っていると廃課金なのでしょうか？

一般的に言われているのは以下の通りです。

廃課金の金額基準は一般的に「月10万円以上」と言われています。

20代女性の年収は平均317万円、手取りにすると約256万円。

（参照：DODA 平均年収ランキング（年代別・年齢別の年収情報） 【最新版】）

年収の8割は生活費に消えていくわけですから、課金に使える本来の限度額は約42万円。

42万円を12か月で割ると、1か月分は3.5万円です。

したがって、20代女性は平均年収からすると「月4万円以上」が廃課金ということになります。

収入額によりますが、生活費を圧迫するレベルでの課金は要注意ですよ……！

【診断】あなたは廃課金になりやすい？

廃課金になりやすい人の特徴をもとに、診断表を作ってみました！

「自分はもしかしたら廃課金になりやすいかも…？」という心当たりや不安がある方は、当てはまるものにチェックを入れてみましょう。

診断内容	YES	NO
趣味がソシャゲのみである
負けず嫌いだ
課金することに抵抗がない
お目当てが出たら「実質無料！」だと感じる
かけた時間や金額が愛情の大きさだと思う
収集癖がある（コレクター気質）
新規実装されたキャラや装備はとりあえず欲しい
同じゲームをする仲間がいる
ソシャゲがルーティーンになっている
今までの課金を無駄にしたくない
リボ払いやカードローンに抵抗がない

「YES」に5個以上チェックがついたら、廃課金になりやすいといえます！

課金しすぎてしまうのはなぜ？廃課金になってしまう原因を考えてみた

廃課金になってしまう原因は、やはり「ガチャ」が完全に運次第のシステムだから。

ガチャを回しさえすれば、お目当てのカードが手に入る可能性は平等です。

つまり一発で出れば「ラッキー！」ですが、出ない場合は「沼」。

「次こそ……」と期待して数万円を溶かしてしまい、気づいたときにはすでに「重課金」へ足を踏み入れてしまっているのです。

また一度でも高額課金による成功体験があると、余計に課金への抵抗感が薄れがち。

だから次第に課金額への感覚も麻痺し、「廃課金」になってしまうことが多いのです。

廃課金の末路とは？

廃課金を続けたときの末路とは、いったいどんなものなのでしょうか？

「もう重課金レベルではないかも……」と不安に思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

課金と生活費が収入額を超えて余裕がなくなる

お金の有無は、メンタルに直結します。

「課金と生活費だけで手取りをオーバーしてしまった…」なんてことが毎月続けば、もちろん貯金もできません。

だから常に生活や将来への不安が募り、情緒不安定になってしまいやすいのです。

睡眠不足

ゲームのやりすぎで連日睡眠不足が続くと、翌日の眠気だけでなく大きな病気のリスクにも繋がります。

「課金をして石やカードを手に入れたから、ゲームをやり込みたい……」という心理はオタクとして当然ですが、体を壊してしまっては元も子もありません。

仕事に集中できない

「イベント周回がノルマ化してしまい、こなさないと落ち着かない」「ずっとゲームのことばかり考えてしまって、仕事が手に付かない」ということが続けば、思わぬミスや重大なトラブルを引き起こす可能性も……。

自分だけではなく、上司や同僚に迷惑をかけることになってしまいかねません。

余裕がないから人に優しくできない

気持ちに余裕がないと、お金に対してがめつくなったり、人に対して批判的になったりしやすくなります。

しかし、そんな態度でいれば相手に嫌な思いをさせてしまうでしょう。

後々、自分の立場や印象が悪くなり、取り返しがつかなくなることも……。

人間関係が悪化するかもしれない

ソシャゲ優先の生活になると、つい人間関係をないがしろにしがちです。

友達の誘いも「石を砕いてイベント周回しないと……」「飲み会1回でガチャ10連分か……」と思い断っていたら、気づけば疎遠な関係に……なんてことも。

恋人と会っているときも、常にソシャゲをしていて呆れられてしまえば、今後の関係性にも関わってきてしまいます……！

クレジットカードの支払いに追われる

「クレジットカードの支払いが間に合わない！」とリボ払いに手を出したり、カードローンで借金をしたりすれば、あっという間に多重債務地獄へ……。

滞納し続けると、クレジットカードの審査が通りづらくなることも多いようです。

住宅や車のローンも組めなくなりますので、注意しましょう。

廃課金になってしまう前にやるべきこと

廃課金になってしまうと、得るものより失うものが多いことがわかります。

しかし、苦しい思いをする前にやれることがあるんです！

固定費の見直し

まずは光熱費、通信費などを見直しましょう◎

食費や交際費などの流動費を節約するよりも効果的ですよ！

電力会社の変更や、スマホを格安SIMへの乗り換えなど、ぜひ検討してみてください。

課金額の制限をかける

節約だけでは追いつかない場合は、アプリ内課金に制限をかけましょう！

「月に1万円」といった設定もできるので、課金額を徐々に減らしていくことも可能◎

完全に制限してしまうと「できないと余計にしたくなる」という心理がはたらいて、余計にストレスとなってしまいかねません。

クレジットカード決済から現金に変更

決済方法はクレジットカードではなく、iTunesカードやGoogle Playカードなどの「プリペイドカード」支払いにしましょう。

通常、クレジットカードは翌月以降の引き落としになります。

「来月ならなんとかなるかも…！」と思い、軽い気持ちで課金を繰り返しやすいのです。

プリペイドカードなら、現金購入できるから使いすぎを防止できますよ！◎

引退する

それでも課金を辞められない場合は、潔くソシャゲ引退を検討すべきです。

課金対象がなくなれば、課金は当然ゼロになります。

課金について悩むこともなくなりますし、お金や気持ちに余裕が生まれて安定した生活に戻るはずです。

収入を増やす

引退したらいいとはわかっていても「できたら苦労しない！」「でも課金額を減らしたくない！」と思うのがオタクの心理。👀

それなら、収入を増やすことを考えてみましょう！

転職をしたり、バイトを増やしたりするのもありですが「忙しくなったらゲームをする時間がなくなるかも…」と足踏みしがちですよね。

推し活の時間をたっぷり確保したいなら、効率的に稼げるお仕事を探すのも手◎

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まとめ：廃課金は人生を狂わせる！？課金の資金は副業や節約で増やそう！

廃課金になってしまうと、あなたの生活や将来にも大きな影響を与えてしまいます。

それでも推しのために課金をしたい気持ちが強いなら、効率のいい副業で収入を増やすのもありですよ！

もちろん、日々の節約もお忘れなく……！👛

無理のない課金で、ハッピーな推し活ライフを過ごしましょうね♪